Pages

Thursday, May 20, 2021

ビットコイン、今や市場全体への波及リスクか-リアルマネーにも動揺 - ブルームバーグ

19日の米株式・資産市場は、最近のほろ酔い気分をさまそうとする様相を呈した。

  ビットコインが一時31%急落し、他の暗号資産(仮想通貨)の価格はさらに大きな下げに見舞われ、ゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなど、ネットの情報拡散に個人投資家が呼応する「ミーム銘柄」も軒並み大幅安となった。

  ニューヨーク時間19日の取引終了までにビットコインが 下げを縮小するなど一部の資産は価格を戻したが、それでもかなりの後遺症をもたらす。

  マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・ショール最高経営責任者(CEO)は、景気回復が循環株を引き続き押し上げ、投機的な成長企業が犠牲になる中で、市場を動揺させる今回のような「パニックの波」がさらに起きる危険が生じると分析。暗号資産が伝統的な投資家に広く受け入れられる最近の状況も問題に輪を掛ける格好だ。

  ショール氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「3年前はビットコインが急落してもあまり問題にならなかった。だが今は機関投資家と、一部のウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)のリアルマネーがビットコインに投じられている。かなりの時価総額があることは言うまでもない」と語った。

  ビットコインにとっての今年最悪の日は、押し目買いで救われたが、他の暗号資産はライトコインとダッシュが30%余り下げ、イーサも価値の約4分の1を失った。柴犬をモチーフとし、ジョークから生まれたドージコインは急騰が続いていたが、コインマーケットキャップ・ドット・コム によれば、20%強下落した。

  ビットコインの急落が、広く市場全体のボラティリティーを高める役割を果たしたと思われることは、警戒すべきサインといえる。米電気自動車(EV)メーカー、テスラのほか、ビットコインへの投資に足を踏み入れたオンライン決済サービスの米ペイパル・ホールディングスやスクエア、マイクロストラテジーの株価も取引時間中にビットコインにつれ安となった。

  メドレー・グローバル・アドバイザーズのグローバル・マクロ戦略担当マネジングディレクター、ベン・エモンズ氏は「株価急落の原因は、ビットコインと直接つながりのある企業に大いに関係すると考えられる」と指摘した。

Bitcoin recovers most losses after free-falling in early trading
Overall financial conditions deteriorated Wednesday as Bitcoin plunged

原題: Markets’ Frothy Edge Rattled in Rough Day for Bets on Innovation(抜粋)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( ビットコイン、今や市場全体への波及リスクか-リアルマネーにも動揺 - ブルームバーグ )
https://ift.tt/3v7wzzi

No comments:

Post a Comment