一方のM1 Mac miniも同じ条件でトライ。トラック数を増やしては再生を繰り返しというテストを実施した。ただ、驚いたことに、こちらは10トラックが限界だった。何かの間違いではないかと思い、設定を確認したり、Logic ProやMac本体の再起動を実施するなどして何度かテストしたが結果は同じだった。
なぜM1 Mac mini の結果が芳しくないのだろうか。その理由がわからない。当初の触れ込みでは、Logic Proにおいて、M1 Macではプラグインを3倍まで同時使用できるのではなかったのか? Appleがデモ用に配布しているビリー・アイリッシュの「Ocean Eyes」プロジェクトでは、確かに、各種プラグインが刺さりまくっている。
それならばと、普段愛用し、前回のPro Toolsの記事でも紹介した「Fabfilter Pro-R」というサードパーティー製のリバーブプラグインとLogic Proの組み合わせで試してみた。こちらの結果は、順当にM1 Macの勝利に終わった。192KHz/24bitのPCMファイルを読み込んだトラックにFabfilter Pro-Rを刺して、トラックを追加していくと、Intel MacBook Pro 2020は、12トラックで再生が止まってしまった。
サードパーティー製プラグインでの比較は、M1 Mac miniが勝利
その一方、M1 Mac miniは、25トラック目でアラートが出て再生が止まった。何度かトラック数を増減して試したが、ほぼ同様の結果だった。こちらは、M1 Mac miniの方が2倍のトラックを処理することができる。ちなみに、Fabfilter Pro-Rは、Universal対応済みだ。つまりこのテストは、全てがUniversal化された環境で実施したことになる。これまでの結果をまとめるとこうなる。
Logic Pro + Space Designer(純正プラグイン)は、Intel MacBook Pro 2020の圧勝
Logic Pro + Fabfilter Pro-R(サードパーティー、Universal対応)は、M1 Mac miniの勝利