
碁を打つ時、「読み」と「感覚」両方の力が必要と言われています。読みは碁盤の「部分」を解読するもの、感覚は「大局観」と似て碁盤「全体」を判断するものです。読みは確かな技術ですが感覚は人それぞれで、正解はありません。読みが深くても、全体を把握する感覚が未熟では局面を有利に導けないし、感覚だけ優れていても、正しい読みが伴わなければ作戦は絵に描いた餅になってしまうでしょう。
ですが、読みと感覚は別のものと一概には言えません。読みの方向付けや一段落させるところは感覚に頼ることになりますし、優れた大局観には、読みの情報供給が欠かせません。碁を打つ時は誰もが、複雑に絡み合った「部分」と「全体」の二つの観点を、必要に応じうまく使い分けているのです。
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June 04, 2020 at 09:50AM
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棋界新時代:部分と全体の不思議 囲碁 王銘琬九段 - 毎日新聞
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