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2020年07月06日(月)17:17 pm
レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコが、F1レースにおけるペナルティに関し、その“制度全体”を見直すべきだと主張した。
優勝候補にも上げられていたマックス・フェルスタッペンがレース序盤にマシントラブルでリタイアとなったレッドブル・ホンダだが、レース終盤にはチームメートのアレクサンダー・アルボンが前を走るメルセデス勢とのギャップを見る見るうちに詰めていく展開となった。
ところが、アルボンが2番手を走行していたルイス・ハミルトン(メルセデス)をオーバーテイクしたかに見えた次の瞬間、ハミルトンのマシンとアルボンのマシンが接触。アルボンはこれでスピンを喫し、最後尾にまで順位を落とすこととなった。
アルボンはこの時チーム無線を通じて「なんて潔くないやつだ!」とハミルトンを批判していた。
レース後、このクラッシュに関して質問を受けたアルボンは次のように答えている。
「発言には気をつけなくてはね。一番いいのは、不満が残るということ以外何も言わないことだよ」
「素晴らしい戦略によってこのレースで勝利することができていたはずだと思っているよ」
「感情が少し収まったらルイスに電話するつもりさ」
アルボンをコース外に弾き飛ばした形となったハミはそのままチームメートのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手でチェッカーを受けたものの、アルボンとのクラッシュに対して5秒加算ペナルティが科され、正式順位は4位となっている。
ハミルトンとアルボンがクラッシュしたのは今回が初めてではない。2019年のF1第20戦ブラジルGP決勝においても表彰台を手中に収めたかと思われたアルボンとハミルトンがクラッシュし、やはりアルボンが初表彰台のチャンスを逃したという経緯もある。
日頃から歯に衣着せぬ発言が多いことで知られるマルコだが、地元オーストリアのテレビ局『ORF』に対し、ハミルトンに対する5秒ペナルティは公平なものとは言えないと次のように語った。
「明らかに責任があるにもかかわらず5秒ペナルティが与えられただけでポイント圏内にもとどまれるのは明らかに不公平だ」
「彼が2位だろうが4位だろうがそんなのは関係ない。彼は我々のレースを完全にぶち壊したんだ」
「ハミルトンとはブラジルでも似たようなことがあった。あの時もほぼ2位を手中にしていたんだ」
「そして彼はあの時も体当たりしてきた」
「制度全体を再考すべき時だと私は思うよ」
レッドブルリンクで行われたホームレースをまさかのノーポイントで終えることとなってしまったレッドブル・ホンダだが、チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、少なくとも今後メルセデスを倒すことも可能だという手応えを感じることはできたと考えている。
「ホンダはエンジンパフォーマンスに関しては約束通りのものを供給してくれた」
「これから我々がやるべきことは予選でのちょっとしたバランス問題を解決することだ」
そう語ったホーナーは次のように付け加えた。
「メルセデスを倒すだけの力はあると思っているよ」
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