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Tuesday, March 7, 2023

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先週の流入額上位−米国株式インデックスファンドが返り咲き、新規設定の『みどりの架け橋・積極型』など6ファンドが新規ランクイン

2023/03/06 11:30

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、弊社推計値に基づいて先週(2023年2月27日−3月3日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、新規設定の「FDA日米バランスファンド(積極型)」(愛称:みどりの架け橋・積極型)のほか、米国株式インデックスファンドの返り咲きなど、合計6ファンドが新規にランクインした。

 先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。266億円の純資金流入となり、2月13−17日以来2週ぶりにランクインすると同時に、2月6−10日以来3週ぶりのトップとなった。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)も2週ぶりにランクイン。「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)も1月30−2月3日以来4週ぶりにランクインしており、米国株式に投資する主要な低コストインデックスファンドがトップ10内に返り咲いた。「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」も4週ぶりに返り咲いた。先々週の米国株式は反発し、S&P500は前週末比1.90%上昇した。

 このほかには、上記「FDA日米バランスファンド(積極型)」のほか、2022年以降で初めてのランクインとなる「モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)」が新規にランクインした。

 「FDA日米バランスファンド(積極型)」は2月27日の設定。日米ETFへの投資を通じて、実質的に日米の株式と国債に分散投資する。2023年2月時点の基本投資配分比率は、日本株式と米国株式に40%ずつ、日本国債と米国国債に10%ずつとなっている。

 「モルガン・スタンレーグローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)」は実質的に日本を含む世界各国のプレミアム企業の株式に投資する。プレミアム企業とは、高いブランド力や有力な特許、強固な販売網などの競争力を背景に、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが見込まれる企業としている。2023年1月末時点の組入上位3銘柄は、米『マイクロソフト』(組入比率9.0%)、米『フィリップ・モリス・インターナショナル』(同7.5%)、米『ビザ』(6.6%)となっている。

 先々週(2023年2月20−24日)に続いてランクインしたのは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」(愛称:パワード・インカム)、「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」の4ファンド。

 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「日経225ノーロードオープン」、「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」、「楽天 日本株4.3倍ブル」、「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」、「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジあり)」、「ノムラ・ジャパン・オープン」がトップ10圏外となった。
 

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