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Tuesday, June 6, 2023

5月末の投信残高、インデックス型が初の2兆円突破 - 日本経済新聞

国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の純資産総額(残高)ランキングで、5月末時点の首位は前月に続き「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。5月末の残高は前月より1534億円多い2兆1127億円に増加し、月末ベースで初めて2兆円を突破した。

月末ベースで残高が2兆円を超えるのは、2011年10月の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」以来、11年7カ月ぶり。QUICKのデータでさかのぼると、インデックス型(指数連動型)で2兆円を上回るのは2000年以降で初めてとなる。5月も好調な運用成績と高水準の資金流入が残高を押し上げた。

同じくインデックス型の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、前月の4位から3位に浮上した。5月末の残高は1兆1027億円と、月間で869億円を積み増した。同ファンドが月末時点の残高トップ3に入るのは初めてで、インデックス型が2本ランクインするのは00年以降で初めてとなる。

16位には「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)<愛称:世界のベスト>」が浮上した。前月はトップ20圏外の21位だった。月間の資金流入額は662億円と、ETF除く全ファンドの中で最も多かった。月次では22年6月以降、100億円を超える高水準の資金が流入している。

(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)

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