
連載21回目。約1年続いたこの連載も、ついに今回が最終回!最後は、これまで学んできたインデックス投資の出口戦略について先輩投資家が解説します。 【図表】ママ350人調査 年100万円以上貯めてる人の習慣は? 将来のお金が不安。投資も気になるけど、子育てが忙しくて手が回らない……という新米ママ・パパに伝えたいのが、手間をかけずにできる、ほったらかしインデックス投資。 ブログで投資経験を綴り、著書も出版、インデックス投資家のバイブル的存在として知られる投資ブロガー・水瀬ケンイチさんが、超カンタンガイドしてくれます。「新米ママ・パパむけインデックス投資講座。教えて!ほったらかし投資家・水瀬さん」第21回。
積み立てたお金は、どう使う?
こんにちは!水瀬ケンイチです。 連載最終回となる今回は、コツコツと積み立てた資産を、使うときはどうしたらいいか、インデックス投資の「出口」についてお伝えしたいと思います。 お金は使うためにあるもの。インデックス投資は、長く続けることが大前提ですが、育てた「実り」は収穫してこそ価値があります。ただ、一気に使うのではなく、できるだけ資産を増やす力を保ちながら、取り崩していくのが理想的。 私がおすすめする「取り崩すときのルール」は、この理想を目指し、長期で少しずつ使っていくというもの。積み立てたときと同じように、使うときもコツコツ使うのです。2パターンあるので、状況に応じて使い分けていただければと思います。 今、インデックス投資を始めたばかりの新米ママ・パパさんにとっては、資産の取り崩しは、まだまだ遠い将来の話ではありますが、頭の片隅にメモしておいていただけたら嬉しいです。
方法1:「株式」の部分から売っていく
まず、1つ目の方法は、資産のうちの「株式」部分を売却するという方法。頻繁に取り崩すのではなく、数年に1度ペースで使いたい人に向いている方法です。 この連載では、「世界株型」と「国内債券型」の2つのインデックスファンドを組み合わせる方法をおすすめしてきましたが、この場合なら「世界株型」のインデックスファンドだけを売ります。 具体的には、5年に1度ぐらいを目安に4~5%。仮に、「世界株型」を70%、「国内債券型」を30%の比率で積み立てていたとしたら、売却後は「世界株型」が65%、「国内債券型」が35%になるように、世界株型を少し売却して減らすのです。 この方法で取り崩すと10年後には、「世界株型」の比率が10%減り、逆に「国内債券型」が10%増。手元にはキャッシュを時々残しながら、年齢が上がるとともにリスク資産である「世界株型」を減らし、より安全サイドに立った資産に調整しながら運用を続けられます。 誰にとっても、歳を重ねるとともにリスク許容度が低下するのは自然なことです。 資産全体の比率を保守的に変更していくプロセスは、5年に1度ぐらい行うのが望ましいので、取り崩しのついでに、このプロセスもまかなってしまおうという考え方です。 お子さんの進学時など、まとまった金額を使いたいときも、この方法で取り崩すと合理的だと思います。
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June 12, 2020 at 05:05PM
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