「つみたて投資」する投資信託の選び方を伝授! 海外の株式に投資するインデックス型の投資信託がおすすめ!
発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の大特集は「つみたてNISAやiDeCoを始めたい&成功したい人は必読!【つみたて投資】入門」。この特集では「つみたて投資はどんな人に向いている?」「どんな投資信託を選べばいい?」など、Q&A形式でつみたて投資のノウハウを解説。すでにつみたて投資デビューしている人の実例も取り上げているので、投資初心者には参考になるはずだ。
今回はその中から、「つみたて投資」を始めるときに、最初に買う投資信託の選び方と、注意すべき点を解説した記事を公開!
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初心者が投資信託を選ぶときは「インデックス型」が無難!
投資対象が幅広く分散されているほうが、リスクを抑えられる!
実際に「つみたて投資」を始めるとき、多くの人が悩むのが「どの投資信託を買ったらいいのか」でしょう。そこで、ここからは投資信託を選ぶときに知っておきたいことを解説します。
まず、投資信託には「インデックス型」と「アクティブ型」という2つのタイプがあります。
インデックス型の投資信託は、対象の市場全体に幅広く分散投資をします。たとえば、日本株が対象のインデックス型投資信託なら、これ一つ買うだけで”日本株全体”を買うのと同じような効果を持ちます。「日経平均株価」などの指数の値動きに連動するため、運用成績は”市場平均並み”が基本。運用方法がシンプルな分、運用にかかるコスト(信託報酬)が安いのも魅力です。
一方のアクティブ型の投資信託は、基本的には指数以上の運用成績を目指しています。たとえば日本株が対象の商品なら、日経平均株価の値動きに勝るパフォーマンスを目指す、ということです。アクティブ型の投資信託は、それぞれ投資先の選び方などに独自の基準を持っています。そのため、同じ日本株を投資対象とする商品同士であっても、比べてみると運用成績には差があります。インデックス型より信託報酬が高いので、コストをかけるに見合った成績を上げている商品を選ばなければなりません。
アクティブ型の投資信託の見極めは、投資の初心者には少し難易度が高いでしょう。そのため、まずはインデックス型の投資信託から選ぶのがラクで無難、といえます。
なお、投資対象が同じインデックス型の投資信託であれば、運用成績はおおむね変わりません。ただ、信託報酬は商品ごとに差があるので、なるべく安いものを選びましょう。下で取り上げた2本の投資信託は、投資対象などの“中身”がまったく同じですが、見てのとおり信託報酬が違っており、つみたてを続けた場合の資産額に大きな差がつくのです。
ちなみに、投資信託を買うときには、販売手数料というコストがかかる場合もあります。ただ、つみたて対応のインデックス型投資信託の場合、販売手数料は無料(ノーロード)が普通です。
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インデックス型の投資信託を買うと決めたら、次は「どんな地域の、どんなものに投資する商品にするか」を考えなければなりません。ひと口にインデックス型といっても、投資する対象や地域はさまざまです。
もし、これから何か一つだけ投資信託を買うなら、どれを選べばいいでしょうか。ここが悩むところですが、長期でつみたてをするのであれば、「海外」の「株式」に投資する投資信託がおすすめです。
株式型の投資信託は値動き(リスク)が大きいので、値下がりして一時的に損をする可能性はあります。しかし、長期のつみたてで定額ずつ買うなら、安いときには多く、高いときには少なく買うことにより、買い付け価格が上下するリスクを低減できるため、元本割れの可能性はかなり小さくなります。
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国内ではなく海外の株をおすすめするのは、そのほうが運用成績がアップする可能性が高いからです。下の図は、投資対象の異なる商品を、それぞれ月1万円ずつつみたてた場合のシミュレーション。過去20年の成績を基にしています。
残念ながら日本経済の成長率が低いため、日本株より海外株のほうが、ずっと成績がよくなっています。円安対策という意味でも、海外に投資することは重要でしょう。なお、ここで取り上げていない「新興国株」は、値動きが大きすぎて投資の初心者が選ぶにはあまり適していないので、ご注意を!
最後に、インデックス型投資信託を選ぶ際のもう一つのポイントとして、投資対象の幅の広さがあります。投資先の範囲が狭いと、状況の変化に振り回されやすくなり、値下がりのリスクも高くなります。そのため、特に1本だけ買う場合は、なるべく幅広い地域や市場をカバーする「全世界株」や「先進国株」タイプの投資信託に注目するといいでしょう。
インデックス型の投資信託にも、たとえば「AI関連株」などのように、業種やテーマを絞った特殊なタイプがありますが、こうした投資信託は成績が不安定。投資の“中核”にするには不向きです。
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